やりがいが多い小児科の仕事

小児科は子供を対象にしている診療科です。
一般的に0歳児から高校生を相手にしており、特に乳幼児が多くなっています。

小児科の一番のやりがいは、子供たちを相手に仕事ができることです。
小児科では病気の看護だけでなく、子供の誕生会やイベントなども行っています。
一緒に遊びながら触れ合っていく時間は、特に子供好きな人にとってやりがいを実感できる時間でしょう。
そして病気が回復し、ありがとうと声をかけてもらえたり手紙をもらえたりした際は大きな感動があります。

また、医療処置能力がアップすることも、やりがいにつながります。
成人用に比べて小さい子供用の医療器具は、使用する際それ相応のスキルが必要です。
例えば注射針を子供の腕に刺す場合は細い血管を探すことになるため、大人に注射する際と比べて難しくなります。
そのため、処置をこなすことで自然とスキルが上がっていくでしょう。
また、多くの診療科をカバーしている小児科を経験することで、疾患に関する知識を幅広く学ぶことができます。
病院によっては内科や外科、眼科、皮膚科など約30もの診療科に対応しているため、多くの知識や技術を身につけることが可能です。

子供の成長を実感できるのも、小児科で働くやりがいの一つです。
赤ちゃんの時に手術した子供が回復とともに言葉を話すようになるなど、退院後の通院で成長した姿を見ることは親と同じ気分を味わえます。

このように、小児科はやりがいの多い仕事です。
もちろん病に苦しむ子供を観る場面も多いためそれ相応の苦労も伴いますが、それを補うほどの魅力が小児科にはあります。

※さらに小児科を深堀りする>>やりがい盛りだくさん!小児科のお仕事