小児科の看護師求人の問題

小児科の看護師の求人は全国規模で掲載されていますが、問題となっているのが小児科の求人そのものが減少してきていることです。
全国的に、日本では少子化の傾向があります。
小児科の医師不足などの理由で小児科クリニックが閉鎖してしまったり、病院においても閉鎖あるいは病棟をほかの診療科目と合併しているところも少なくありません。
このような背景から、クリニックや病院における小児科看護師の数は減少傾向となっています。
求人が出ていたとしても、パートなどの非常勤であることや、他の診療科目の看護師も兼務するという形のところが多いようです。
特に地方ではこのような傾向が強くみられるため、地域によっては求人が出ていないこともあります。

そんな状況にも関わらず、小児科への転職を希望する看護師が多いということも問題になっています。
少子化の影響を受けて地方を中心として求人の取扱が少なくなっているのに対し、応募する看護師の数は非常に多いのが現状です。
そのため小児科の求人の競争率が高く、未経験から転職しようとしても経験者が優遇されてしまうという状況も少なくありません。
つまり小児科の経験を積むことそのものが難しくなっているため、小児看護の知識や技術を持っている看護師も減少している可能性があでしょう。

このような問題がある中小児科の看護師求人を勝ち取るには、看護師の転職サイトなどを利用して一般に公開されていない非公開求人などを狙ってみる方法があります。
非公開求人での小児科の求人は意外と多いため、地方であっても転職できる可能性が高くなっています。